「自分の手書きの字が、そのままフォントになったら」——そう思ったことは ありませんか。実は今、専門ソフトや知識がなくても、スマホで撮った (または描いた)文字から、本物のフォントを自分で作れます。この記事では、手書きフォントの作り方を、いちばん簡単な手順で解説します。
手書きフォントとは?「手書き風画像」との違い
手書きフォントとは、あなたが書いた文字を OpenType(TTF)という本物のフォント形式にしたものです。よくある「手書き風の画像を1枚作るアプリ」とは決定的に 違います。
- ・画像:1枚作ったらその文章でおしまい。言葉を変えたら作り直し。
- ・フォント:1回作れば、何度でも違う文章で使える。Word でも Photoshop でも、いつものソフトでそのまま打てます。
つまり手書きフォントは、「あなたの字」をずっと使える道具にするものです。
手書きフォントを作る方法は、大きく3つ
- 業者に依頼する:高品質だが数万円〜と高額。
- 専門ソフトで自作する:FontForge などで一から作る方法。自由度は高いが専門知識と時間が必要。
- オンラインの作成サイト/アプリを使う:書いた文字を取り込むだけで自動でフォントになる方法。いちばん手軽で、スマホだけで完結します。
ここでは3番目、「手書きフォント作成サイトでスマホから自作する」方法を紹介します。
スマホで手書きフォントを作る手順(4ステップ)
STEP 1:文字を用意する
ひらがな48文字(清音46+濁音・半濁音を1つずつ)を用意します。方法は3つ:
- ・紙に書いて撮影(お絵かき帳や手紙の写真でもOK)
- ・アルバムから選ぶ
- ・その場で描く(指や Apple Pencil)
濁音・半濁音は、あなたが書いた1文字(「じ」など)の点々から自動で作られる ので、全部書く必要はありません。足りない字があっても標準フォントで補って 先に進めます。
STEP 2:文字を登録する
1マスずつ登録。うまく写らなかった字は、その1文字だけ撮り直せます。
STEP 3:フォントに組み立てる
「フォントにする」を押すと、あなたの字が自動で本物のフォント(TTF)に。AIで生成するのではなく、あなたが書いた字そのものが使われます。
STEP 4:完成・使う
アプリ内で文章を書いたり、写真にメッセージを添えて画像にしたり。さらに TTFをダウンロードすれば、Word・Photoshop・Illustrator ・iPad・Figma など、フォントが使えるあらゆるソフトで使えます。
作った手書きフォントの使い道
- ・年賀状・手紙:自分や家族の字で、温かい一枚に
- ・Word・Excelの書類:見出しや署名を手書き風に
- ・写真への書き込み:思い出の写真に、あの人の字でメッセージを
- ・Photoshop/Illustrator/Canva:デザインのアクセントに
- ・プレゼン資料でウケ狙い:上司や友だちの字をフォント化して、資料の見出しにこっそり使う😏
- ・SNS・推し活:オリジナルの字で投稿やホーム画面を彩る
かんぺきな ぶんしょうなど
といった ものは そんざいしない。
かんぺきな ぜつぼうが
そんざいしないようにね。
うりあげ ほうこく
ことしも がんばる
・うりあげ にばい
がんばろう
※ 実際に「フォントつく〜る」で作った2つの手書きフォントで表示しています。
よくある質問
- Q. 何文字書けばいい?
- ひらがな48文字(清音46+濁音・半濁音 各1)。残りは自動で作られ約80文字のフォントになります。
- Q. 料金は?
- ¥980の買い切り。TTFダウンロードも画像書き出しも込みで、サブスクはありません。
- Q. カタカナや漢字も作れる?
- 現在はひらがな専用です(カタカナ・アルファベットは近日対応予定)。対応していない字は標準フォントで表示されます。
- Q. 商用利用はできる?
- はい。作ったフォントの著作権はあなたのもの。商用利用も自由です。
- Q. AIが字を作るの?
- いいえ。あなたが書いた字そのものをフォントにします。AI生成ではないので、書き手の個性がそのまま残ります。
まとめ
手書きフォントは、もう専門家だけのものではありません。スマホで48文字を 用意するだけで、あなたの字が「ずっと使える本物のフォント」になります。子どもの字、大切な人の字、昔の自分の字——残しておきたい字が あるなら、今日から形にできます。